10月11日、いよいよマニラへの渡航日を迎えました。
訓練終了後の1カ月は、家族とゆっくり過ごしつつ、協力隊の先輩隊員の話を聞きに行ったり、
2年ほど会えなくなるということで友人たちが送別会を開いてくれたりと小忙しくしていました。
そんなこんなで出発です。
(成田発 フィリピン航空)
マニラまでは4時間の飛行時間で沖縄に行くくらいの感覚でした。
いざ、マニラに降り立ってみると
やはり暑いうえ、蒸し蒸しする亜熱帯特有の気候。特に今は雨期らしく。
JICAの業務調整員の方が空港まで迎えに来てくださり、
マニラ滞在中に生活をするドミトリーまで案内されました。
マニラの街並みは東京と見間違うほどの超高層ビルや高級ホテルがある一面、
車内からはスラムやストリートチルドレンが目に止まりました。
ドミトリーに到着。
ドミトリーはマニラの一等地(マカティ。日本でいう新宿・六本木のような場所にあります。)にあるので、治安は特にいいです。
治安のことで言うと、フィリピン全域で窃盗や強盗という犯罪は多いのが現状ですが、
マカティはフィリピンで1番のオフィス街で特に治安が良いと言われており、
街の至る所に銃を持った警官が立っています。
街を歩いてみると、まず気づいたのは、車の交通量の多さに加え、運転の荒さ。。
至る所からクラクションが鳴り響いています。
地元の方の多くが利用する乗り物がジプニー。
乗り合いのバスのようなもので、路線も決まっていて、
一人7ペソ(日本円で20円弱)と安価で乗車できます。
まだいまいち乗り方・降り方のルールがわかっていないので、後日報告します。
また多くの車が悪いガソリンを使っているせいか、黒い煙を吐き出し走っています。
そのせいで、現地の人もマスクをしたり、口を手で覆って歩いています。
自分も20、30分街中を歩いただけで喉をやられてしまいました。
前述したように、マニラ(マカティ)の街並みは東京を思わせるような近代的な街並みで
誰もこの景色を見るとこの国が途上国だと思いません。
まだ地方を見てはいませんが、
都市と地方で貧富の格差は大きく生活水準が違っていると感じました。
早く地方で生活をしてみたいと思った渡航4日目の夜でした。
なお、フィリピンはネット環境が良くなく画像をひとつあげるのにも、数分かかるという異常さ。
日本の常識で考えてしまうが故、不便に感じてしまう。。。