2016年8月23日火曜日

野外訓練

JICAの派遣前訓練の中でも過酷と言われているのが、




「野外訓練」で世間はお盆休み?の中、実施してきました!




場所は訓練所のグランドで実施し、




必要最低限の資源(水・食料など)とテントでの生活(シャワー無し)という状況で2日間





生活を送ることで、任国での不自由な生活を疑似体験するとともに、




ストレスが溜まった状態で初めて話す候補生とグループになり、




オリエンテーションを通じたチームビルディングの訓練をするのが目的でした。




早朝からテントを張り、遠く離れた水汲み場まで、グループ分の水を運んだり、




薪を割って燃やしたり、少ない食料から2日分の食事の配分を考え、




満腹感を満たすための工夫を凝らしたりと




まるでサバイバルをしているかのような内容でした。




▼こちらがグランド風景






また、真夏の日差しの中での訓練には、体力的にもきつく、



特に女性の候補生は辛そうでした。




2日目はゲリラ豪雨があったり、カンカン照りに晴れたりと交互に変わる悪天候の中、



オリエンテーションで知らない土地を知らない他の候補生と



地図とコンパスを頼りに約10キロほどを歩き、ゴールを目指しました。




ほんとに疲れましたね。




しかし、終わった時の充実感や達成感は得ることができました。




それ以上に、




これまでのように当たり前のように水を飲めなかったり、空腹を感じる中活動をしたり、




シャワーに入れなかったり、悪天候の中ストレスが溜まった状態で活動したりと、




今までの生活では、感じることができなかった感情や任国を想定し体験をすることで




貴重な経験を積むことができました。




本当に、日本はあたり前の水準が高い!




この水準を世界の水準にしたいと、再認識!




訓練も残り3週間、毎日が充実していて過ぎ去るのはあっという間ですが、




少しでも成長できるように、頑張っていきます!








2 件のコメント:

  1. 野外訓練お疲れ様でした。日本の恵まれた状況が当たり前だと思ったらだめですね。勉強になりました。

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  2. 有難うございます。不便な生活をしてみると本当に日本の素晴らしさ、快適さを感じることができますよ。

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