JICAの派遣前訓練の中でも過酷と言われているのが、
「野外訓練」で世間はお盆休み?の中、実施してきました!
場所は訓練所のグランドで実施し、
必要最低限の資源(水・食料など)とテントでの生活(シャワー無し)という状況で2日間
生活を送ることで、任国での不自由な生活を疑似体験するとともに、
ストレスが溜まった状態で初めて話す候補生とグループになり、
オリエンテーションを通じたチームビルディングの訓練をするのが目的でした。
早朝からテントを張り、遠く離れた水汲み場まで、グループ分の水を運んだり、
薪を割って燃やしたり、少ない食料から2日分の食事の配分を考え、
満腹感を満たすための工夫を凝らしたりと
まるでサバイバルをしているかのような内容でした。
▼こちらがグランド風景
また、真夏の日差しの中での訓練には、体力的にもきつく、
特に女性の候補生は辛そうでした。
2日目はゲリラ豪雨があったり、カンカン照りに晴れたりと交互に変わる悪天候の中、
オリエンテーションで知らない土地を知らない他の候補生と
地図とコンパスを頼りに約10キロほどを歩き、ゴールを目指しました。
ほんとに疲れましたね。
しかし、終わった時の充実感や達成感は得ることができました。
それ以上に、
これまでのように当たり前のように水を飲めなかったり、空腹を感じる中活動をしたり、
シャワーに入れなかったり、悪天候の中ストレスが溜まった状態で活動したりと、
今までの生活では、感じることができなかった感情や任国を想定し体験をすることで
貴重な経験を積むことができました。
本当に、日本はあたり前の水準が高い!
この水準を世界の水準にしたいと、再認識!
訓練も残り3週間、毎日が充実していて過ぎ去るのはあっという間ですが、
少しでも成長できるように、頑張っていきます!
野外訓練お疲れ様でした。日本の恵まれた状況が当たり前だと思ったらだめですね。勉強になりました。
返信削除有難うございます。不便な生活をしてみると本当に日本の素晴らしさ、快適さを感じることができますよ。
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